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2015年12月15日 (火)

【D23EJ2015/その13】3日目/ディズニーランドホテル内の「東京ディズニーリゾート特別展示」

※D23EXPO JAPAN2015レポのもくじはこちら!

続いては、東京ディズニーランドホテル内で行われていた展示を鑑賞します~。

Dsc00476

ランドホテルの展示のテーマは「東京ディズニーリゾート特別展示」。
会場は宴会場「シンデレラドリーム」です。

結論から言うと今回の展示は、

東京ディズニーシー

を大々的に取り上げた内容で、ものすごーく良かった!つД`)・゚・。・゚゚・*:.。

シーが好きな者にとってはたまらなく素敵な展示!
眺めているだけでシーに行きたくてウズウズしちゃうような、そんな内容でした!

ここも会期中に何度か訪れたのですが、記事は1本にまとめます。

展示内容を大きく分けるとこんな感じ↓かな?

1.シー15周年について
2.構想からグランドオープンまでの軌跡
3.ディズニーシーの1/200スケールモデル
4.各テーマポート別のコンセプトアートや模型など
5.ランドスケープデザイン関係の資料
6.ダンサーやキャラクターの衣装製作やメイクについての資料、
および実際に着用した衣装の展示

撮影は全てNGでした。

◎東京ディズニーシーの15周年イベントについて

まずは来年4月15日からスタートするシーの15周年について!

展示物は以下のような感じでした。
(TDS15周年に関する新発表については、先にアップした、
東京ディズニーリゾートスペシャルプログラムのレポ の方に
もっと詳しいことを書いたので、今回の記事では概要だけ。)

・BBBリニューアルについてのコンセプトアート2枚
・アウトオブシャドウランドのコンセプトアート1枚
・期間限定ショー「クリスタルウィッシュジャーニー」のコンセプトアート
・15周年コスチュームのぬいぐるみの実物展示(ミキミニなど、大・小)
・クリスタルコンパスの説明(ファンタズミックとの連動について等)

この他、モニターが2台設置され、15周年に関する短い映像が流れていました。
(展示されているコンセプトアートを繋いだような形式のムービーでした。)

◎東京ディズニーシー・グランドオープンまでの軌跡

続いてのブースでは、東京ディズニーシーが誕生するまでの資料や
各種コンセプトアート等が展示されていました。

・「海をテーマにした世界で初めてのディズニーパーク」の誕生までに、
イマジニア達が描いた数々のコンセプトアートの展示
・テーマは「冒険とロマン」から、「冒険とイマジネーション」へ変更に。
・当初は「セブンシーズ(7つの海)」を持つパークになる予定だったが、
最終的には「セブンポート(7つの港)」に変更に。

以下、構想初期段階でのセブンポートの名称。

・ポルトフィーノ・ハーバー
・ジュール・ヴェルヌのミステリアス・アイランド
・マーメイド・ラグーン
・ロストリバーデルタ
・グレーシア・ベイ
・ディープシーアウトポスト
・ビッグシティー・ウォーターフロント

別のコンセプトアート(これも構想初期のものと思われるパーク全体図)には、
現在のパークには無い

・Glacier Bay
・Pacitica Discovery Center
・Big City Waterfront

などといった、聞きなれないテーマポートの名前も。
(1番目に挙げたGlacier Bayは、氷に閉ざされた王国、といった雰囲気でした。
2番目のPacitica Discovery Centerは現在のポートディスカバリー、
3番目のBig City Waterfrontは、アメリカンウォーターフロントと思われます。)

また、当初は東京ディズニーシーのシンボルは、

「灯台」

が建設される予定でしたが、

“「灯台」では日本人には馴染みが薄すぎる”

と、オリエンタルランドがD社にストップをかけたそうですね。
その前に描かれたであろう灯台のアートも何枚か。
(アメリカでは灯台は「郷愁」を誘うようなイメージがあるようですが、
日本ではどうしてもちょっと寂しげな印象がありますよね。
OLC側は、実際に日本のうらさびしい灯台までD社の関係者を連れて行き、
それでようやく「確かに灯台は日本向きではない」納得してもらったとか笑)

・その後、1996年に「アクアスフィア」がパークのシンボルとして決定
・シーの全てのテーマポートは「曲がり道の先にあり」、
隣のポートが見えないように設計されている。

オリエンタルランド加賀見会長の著書「海を超える想像力」や
さまざまな関連書籍の中でも描かれていますが、
オリエンタルランド社とディズニー社の関係は
最初から順風満帆だったとは決して言えなかったようです。

東京ディズニーランド誘致の条件としてD社が提示してきたのは、
高すぎるロイヤリティ。そして、仮に経営がうまくいかなくても、
D社は一切痛手を負わないという内容の契約書でした。
(確かに、海外にディズニーパークをオープンした実績は
まだ1例もありませんでしたから、D社の気持ちもわからなくはないのですが…)

どこまでも「足元を見られた」契約内容に不満を抱きつつも、
それでもサインをしたかったOLC側。

それが、TDLの大成功を受け、両社の関係は少しずつ
イーブンなものに近づいていったようです。
(前述した灯台のエピソードからもわかりますね。)

TDLの成功が無ければ、現在の形のTDSはなかった。

東京第2パークはあったかも。
でも、D社が当初提案してきたのはWDWのハリウッドスタジオのような、
「映画」をテーマにしたディズニーパーク。

オリエンタルランドの経営手腕が認められず、
D社にNOを言える権限が全くなかったら、
世界で唯一の「海」をテーマにしたディズニーパークの誕生はなかったでしょう。

「最近のTDRは金儲け主義」なんて意見も耳にすることもあります。
海外パークを礼賛する方の意見はわからなくもない。
それでも私がオリエンタルランド社への感謝の気持ちを忘れたくないのは
東京ディズニーシーという世界最高のパークを、この日本に生み出してくれたということ、
その1点に尽きると思います。

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◎シーの7つのテーマポートについて

続いてのコーナーでは、7つのテーマポートそれぞれのコンセプトアートや
模型などの資料が展示されていました。

●メディテレーニアンハーバー
・ミラコスタの天井画について
・トロンプルイユ(ハーバー周辺の壁画などに見られる、だまし絵の手法)
・マゼランズのカラーサンプルボード(カーペットなどの色見本)
・ヴェネツィア(パラッツォカナル)のストーリーボード

●アメリカン・ウォーターフロント
・ケープコッド、ニューヨークエリア、SSコロンビア号などのコンセプトアート
・トランジットスチーマーラインの色指定図
・壁画のサンプル(20世紀初頭、盛んに壁に広告画が描かれ始めた)

●ポート・ディスカバリー
・サンフィッシュサブの模型(マンボウ型潜水艦)
・ウォーターヴィークルの模型
・ストームライダーおよびアクアトピアのコンセプトアート

サンフィッシュサブ=毎年行われる「海底グランプリ」のために
開発されたレーシング用サブマリン、なんだって。知らなかったー笑

●各ポートのアトラクション設計図・製図の展示
・SSコロンビア
・トランジットスチーマーライン
・キャラバンカルーセル …などたくさん。

●マーメイド・ラグーン
・セバスチャンのパペット(マーメイドラグーンシアターで使われていたもの)
・マーメイドラグーン1/50スケール模型
・インタラクティブプロップスのデザイン画
・マーメイドラグーンコンセプトアート(鳥瞰図)

●アラビアン・コースト
・シンドバッド・ストーリーブックボヤッジのコンセプトアート
・キャラバンカルーセルのライド模型

各ポートの植物について
・ディズニーランドローズ…ディズニーランドのパレードをイメージしたバラ。
咲き始めと散り際で色が変化する。
・ミッキーマウスツリー…実が熟するとミッキーシェイプに見える。

ディズニーランドローズって名前は有名だけど、
パレードをイメージして作られたっていうのは知らなかったなー。

ロスト・リバーデルタ
・ロストリバーデルタの鳥瞰図(極彩色の蝶や鳥が舞う、とても素敵なアートでした!)
・ロスタリバーデルタ・ドック(船渠)のアート
・C-3PO号(飛行機。これに乗ってインディ博士はロストにやってきた)のアート
・インディジョーンズアドベンチャーのコンセプトアート及びレリーフ
(マヤ、トルテカ、アステカの古代文明を参考にして製作されたもの)

・ロストリバーデルタで用いられている床板などの、木材のサンプルボード
(ロストリバーデルタの床板は、入植者達が間に合わせの木材で作ったため
どのエリアも同じ木材で均一に張られているわけではありません。
また、中南米の雨林気候のため、木材の傷みやペンキの劣化が激しいのも
ロストリバーデルタエリアの特徴です。)

ミステリアス・アイランド
・海底二万マイルとセンターオブジアースのコンセプトアート
・LAVAモンスターやTRIPEDAL BEETLEのスケッチ
・センターオブジアースのライド模型
・ヴォルケイニアレストランのコンセプトアート

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◎ディズニーシーの1/200スケールモデル

展示場内に入るとまず目に飛び込んできたのがこれ!
東京ディズニーシーの1/200サイズの模型です。

アメリカの本社に保存されていたものを
今回の展示のために東京に特別に運んできたものだそう!

とっても精巧に作られていて、ただただ眺めているだけでも楽しかったなぁ。
全長10m×10mくらいあったかな?(もう少し小さかったかも?)

これだけの大きさのものなのだから、当然分解して輸送したはず…と考えると、
模型を作った・もしくは管理している方も一緒に来日して組み立てたのかな…?

◎プロメテウス火山の1/75スケールモデル

先に紹介したディズニーシーの1/200モデルは本国所蔵のものだそうですが、
こちらのプロメテウス火山の模型は東京で作成し・保管しているものだそう。

植栽の位置まで全て実物と同じように作られていて
メンテナンスが必要な箇所が発生した場合の検証用に使っているんだって!

こちらは比較的高い位置に組まれた足場の上に乗せられていましたが、
それは「ゲストと目線を同じ位置にするため」という意味があるのだそう。
確かに、パークにいるゲストは皆、
プロメテウスを下から見上げる姿勢で眺めることになりますもんね。

◎ロックワークやエイジング処理について

パークをよりリアルに感じさせる、ロックワーク(岩や石の加工)や
エイジングワーク(経年劣化風の処理)。
今回は、運が良ければなんと実際の現場でお仕事をされている職人さんの
実演が見られた
そうです!(私は残念ながらタイミングが合わず!)

以下は展示されていた内容。
・大理石のようなペイントが施されたレリーフ(おそらく元の素材はセメント)
・各テーマポートのモデルとなった時代や地域の調査に基づいて
製作された模型
・パーク内で使用されているタイルなどのサンプルボード

◎コスチューム製作について

ダンサーさんやキャラクター達が実際にパークで着用するコスチュームについて。

・ダンサーのメイクレシピ(メイク用品の色番号や手順等)
・鏡台と、色とりどりのファンデーションやアイシャドウ
・衣装製作台と、たくさんの布見本、ボタンやビジューなど、アクセサリー見本
・実際に使用されていたヘッドコスチューム(帽子類)の展示。

ここでも運が良ければ、実際にコスチューム製作に関わっている職人さんから
苦労なさった点や思い入れのある衣装などについて、
直接お話を聞くことができたそうです!うらやましい~!

以下は展示キャプションの文面ですが、
とても素敵なことが書いてあったのでメモしちゃった。
(※100%正確な文言ではありません。)

「コスチュームは、
・背景となる場所
・ゲストからの距離
・光源の違い
などによって、同じ色でも見え方が変わるため、
素材やパーツの大きさを変えたりして見え方を工夫しています。

デザインを考える時は、ストーリーや設定はもちろん、
時には水面に浮かぶパージのデザインも頭に描きながら、
ショー全体をイメージしながら作業を進めます。

そうすることで、回転した時、手を広げた時、
ダンサーの動きに合わせて最大限の美しさが解き放たれるのです。

ただひとつの美を求めて。
ひとつひとつの作業の積み重ねから生まれる、
繊細な手仕事をどうぞご覧ください。」

◎実際に着用されていた衣装の展示

続くお部屋では、実際にショーでダンサーさんが着用していた衣装
トルソに着せて展示してありました。※全て、過去に終了したショーのもの

これは圧巻だったな~!特にミシカなんかは凄かったです…!

以下、展示内容。(ポジ名は適当ですスミマセン…;;;;)

●ミスティックリズム
・蝶々
・大地、水、火の精
・虎
・ハニワ
・モンキー
(以上、計7種類)

●ドラマティックディズニーシー
・タコ
・クラゲ
(以上、計2種類)

●レジェンドオブミシカ
(男性用ドラゴンなど、計12種類。ポジ名のメモが無く、詳細が残せずすみません。
陸ダンサーさん、パージ上ダンサーさん、両方の衣装が展示されていました。)

●スタイル!
・陶磁器柄のロココ風ドレス(女性用)と、同パターンの男性用衣装
(計2種類)

●イースターインニューヨーク
・五番街(女性・ハンドバッグ)
・ダウンタウン(女性・パレット)
(計2種類)

●ポルトパラディーゾ・ウォーターカーニバル
・道化
(計1種類)

この展示部屋では、実際のショーの様子が大きなスクリーンで流れていて、
思わず見入ってしまいました。

ミッキーやミニーのコスチュームもぜひ見てみたいけど、
いろいろ大人の事情がありそうなので難しいかもですね笑

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文字ばっかりですみません笑
これでランドの展示の内容はおしまい!

ごくごく初期にイマジニアの描いたコンセプトアートや、
今も実際にパークで働いている職人さん達のお仕事ぶりを間近に見ることができた、
本当に貴重な機会だったと思います。

東京ディズニーシーってね、とても美しいですよね。
少なくとも私は「世界で一番美しいディズニーパーク」であると、ずっと思ってる。

長くシーに通っていると、

【ここはずっと前から自然と存在していた「国」である】

そんな錯覚に陥ってしまいそうになるけれど、そうじゃない。
私の愛してやまないこの景色は、全て人間が作り上げたものなんだなぁって

イマジニアの描いた1枚の絵から始まり、それを形にした職人さんがいて、
日々メンテナンスをしているキャストさんがいる。

シーに携わっている全ての人に感謝したい。
改めてそんな風に感じた展示でした。

さて、長々と続けてきた当レポですが、
残すはいよいよ2015年のD23EXPO JAPANの最終プログラム!

「劇団四季 ディズニーミュージカル・オン・ステージ」!

この記事を書きたいがために今回の一連のレポを始めたと言っても過言ではない!笑

(つづく!)

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02.TDR」カテゴリの記事

コメント

Kateさま、こんばんは~♪♪

東京ディズニーランドの誕生、そしてシーのオープン、これらに纏わる舞台裏のご紹介、興味深く拝見しました。

実は、アナハイムからの帰路、ANAの機内で、「聖地で楽しいことが多過ぎて、舞浜に行ってもこれまでのように楽しめるだろうか」と自問自答というか、不安というか、正直感じたものでした。(〃゚д゚;Aゝ ゚+:.

ですが、帰国後、初めて行った舞浜で、それは杞憂でTDRを過小評価した傲岸不遜な感想だと反省し、と同時にホッとしました。(´∀`)σ)Д`*)

船着き場横のドナちゃんグリで、身に付けていた60周年グッツに気付いてくれ、「60周年のアナハイムも素晴らしいけれど、30年の舞浜も負けてないや」と応じ、意気投合のハイタッチでした。(◎´∀`)ノ

今年のD23は、一昨年以上に内容充実、ただ、内容が盛りだくさん過ぎて理解し切れていない部分も正直ありますが、Kateさまのアテンドで本当に楽しませていただきました。m(_)m

ぴよ父さん、こんにちは~♪
コメントのお返しが少々遅くなりまして、申し訳ありません!(人><。)

D23レポ、長々とお付き合い頂いてありがとうございました!
2013年度はごくごく一部にしか参加できませんでしたので、今年はとても満足しています^^

私の初アナハイムはちょうどVNのリニューアルが発表された直後でした。
VNをとても大切に思っている私は、ちょっと悶々としたものを抱えながらの
渡米になってしまったのですが、現地到着後はそんな思いは
いつの間にかどこかに消え去り、
「ああ、ここ(DLR)が存在している限りは、何があっても -例えいつの日かBBBが
完全終了してしまっても-私はディズニーファンを続けるだろうな」
と感じたのをよく覚えています。

ぴよ父さんもきっと素晴らしい体験をされてこられたのだと拝察いたします。
ぜひブログでたっぷりご紹介くださいね^^

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